普段料理を作る時当たり前のように使う「醤油」
実は大きく分けて5種類あるのは知ってましたか?
今回はどんな醤油があるのか、その醤油の特徴も踏まえてご紹介していきます!
濃口醤油
もっとも一般的な、家庭で1番使われる濃口醤油。
なんと日本で作られている醤油のうち8割は濃口醤油なのだそうです!
江戸時代、関東を中心に作られ始め受け継がれてきたこの醤油はバランスがよく様々な用途に使える、まさに万能的な醤油と言えます。
薄口醤油
日本での醤油生産、濃口醤油の残りのほとんどを占めるのがこの薄口醤油。
京都で発達したと言われています。
特徴としては、やはり名前にもなっているように薄い(淡い)色が特徴です。
(濃口より薄いからしょっぱさもこっちの方が弱いのでは?)
、、、実はそんなことありません!なんなら濃口よりも塩分は高いのが特徴です!
濃口と違い料理に醤油を入れた時に色がつきにくいことから、よく煮物やお吸い物なんかに使われます。
ただ、薄口醤油は濃口に比べて賞味期限が短いことが特徴です。
使うときは保存に気をつけたほうがいいかもですね!
たまり醤油
知らない人も多いかもしれません、東海地方で発達した「たまり醤油」
たまり醤油の特徴は旨み、風味がとても濃厚で少しとろみがあり、綺麗な赤みがあることです。
その香りの良さ、すくった時に料理に醤油が乗りやすいことからお刺身なんかによくつかわれます。
他にも醤油の赤みと香りを利用して焼きもちに塗ったりなんかもします!
白醤油
江戸時代、今の愛知県三河で発達していった白醤油は他の醤油と違いその名の通り白いことが特徴です。
小麦のみを原料にして作られたこの醤油は薄口と同じで賞味期限が短かく、保存に少し気をつけないといけないのですが薄口よりも色がつきにくく塩分を料理にプラスできるので少しお高い料亭やホテルなんかでは重宝します。
これまた見た目と違い塩分は強めなので使い過ぎには注意ですよ!
再仕込み醤油
あまり聴き慣れないこの醤油、特徴は他のものと違い熟成期間が長いことと名前の通り醤油でもう一度醤油を熟成させる、作り方にかなり特徴がある醤油です。
発祥は今の山口県柳井市と言われており、生産する場所は各地に点々としています。
作るのに時間がかかるため他のものよりお高いこの醤油、たまり醤油のようにとろみがあり香りが良いことからこちらもお刺身なんかに用いられることが多いようです。
他にはこんなものも、、、
日本酒に梅干しを入れて煮詰めた「煎り酒」と呼ばれるものが存在します。
酒と書いてありますが見た目は薄い色をした醤油のようです。
昔、江戸時代では醤油が存在しなかった時この煎り酒が代用として、万能調味料として使われていました。
しかし、醤油ができてからは保存期限の短さなどから衰退していき今ではあまり見かけなくなってしまいました、、、
今でも時々お店で見たりはしますがごく稀です。
こちらもやはりお刺身につけていただくのがメインのようです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?みなさんの知らない醤油の種類は存在したでしょうか?
醤油は直射日光、高温に非常に弱く鮮度が落ちると味、香りに大きく影響が出るので鮮度・保存方法がとても大切になってくるデリケートな調味料です。
保管方法に気をつけつつ料理に合わせていろんな醤油を使い分けてみるのも楽しいと思います!
お家で食べる料理がお醤油1本で劇的に変わっちゃうかも、、、?
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